習慣性の頭痛で使うツボ
こんにちは、朝霞市にあります整体治療院「たにぐち整体治療院」院長の谷口です。
今回は「習慣性の頭痛で使うツボ」をご紹介したいと思います。
百会(ひゃくえ)
天空に満ちているといわれる「良い気」を取り入れるときにも使う大切なツボがココ。全身の“気”を調整したり、頭脳の働きを活性化させるためにも使います。
両耳の先端の直上で、正中線上です。指先で探すと、多くの人はほんの少しだけへこんでいます。覚えておくと重宝します。
風池(ふうち)
様々なケースに対応して何かと使われる万能ツボのひとつがこの「風池」。後頚部の髪の生え際のくぼみです。
首と頭の境界あたりで押すとへこんだように感じるので見つけやすいでしょう。このツボは常に左右両方を押してください。
叩くときは強すぎないように注意。
脳空(のうくう)
後頭部、ちょうど目の裏側にあります。耳の付け根上端から後頭部を結ぶ線上で、頭の後部中心線から指3本左右に開いた所がツボです。
後頭部の激痛に良いとされているほか、脳脊髄疾患による諸症状及び首の後ろ筋の強張りや耳鳴りでも使われるツボです。
習慣性の頭痛で使うツボの動作説明
百会(ひゃくえ)
両手で頭を包み込むようにして、中指と薬指でツボの周辺を含めて押します。
指先を重ねる必要はありませんが、どれか一本の指先がツボの中心にくるようにしてください。
ゆっくりと押しながら息を吐き、離して吸う。10回ほど繰り返してください。
風池(ふうち)
まずツボの周囲を温かくしてから下を向き、両手の中指と人差し指をあてて、少し強めに押し込むようにします。
息を吐きながらゆっくり押して、離すときに息を吸います。これを10回程度おこなってください。
脳空(のうくう)
押すのは親指でも中指でも結構ですが、左右同時に押すようにしてください。両手の指をあてて、少し強めに押し込むようにします。
息を吐きながらゆっくり押していき、力を抜いて息継ぎをする。これを10回繰り返してください。
<参考文献>
『ダイソーみんなのツボ気功シリーズNo.1』 監修:王廷娟(オウ テイケン)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。