首や肩のこりからくる頭痛で使うツボ
こんにちは、朝霞市にあります整体治療院「たにぐち整体治療院」院長の谷口です。
今回は「首や肩のこりからくる頭痛で使うツボ」をご紹介したいと思います。
眼点(がんてん)
ふっくらとした耳たぶの中心にあるのが「眼点」。
その名のとおり、眼に関するツボとしても有効ですが、頭がひどく痛むときやちょっとした振動にも過敏に反応してしまう程の頭痛にも良いのです。
出先で気軽に押せるので、覚えておくと便利です。
扶突(ふとつ)
喉の痛みと腫れ、首筋が硬く凝って頭痛がするときには「扶突」の出番です。
咳や喘息をおさめ痰を切るのにも良く、中国では甲状腺手術の針麻酔のツボとしても使われています。
このツボは強く押さずに弱めにさするか指でつまむようにした方が良いでしょう。
肩井(けんせい)
肩こりのツボとして有名な「肩井」。
疲れたり肩が凝ったときに、多くの人が無意識のうちにこのツボに手を置いたり叩いたりしているはずです。
叩いても押しても良く、肩こりからくる頭痛の解消には不可欠なツボといえます。
首や肩のこりからくる頭痛で使うツボの動作説明
眼点(がんてん)
頭の左が痛いようなら左耳、逆が痛いようなら右耳のツボを使います。
ツボを親指と人差し指でつまみ、グイッと押して痛くなったら1秒だけ我慢してから弱める。
これを10回ほど続けてください。痛くて押せないようなら短めに5回を1日3回でも大丈夫です。
扶突(ふとつ)
首筋を強く押すと痛いので、優しく弱めに押すか、このツボ一帯の皮を指でつまんで2秒ほど数えたら離す。
これを5~6回続けてください。つまむ場合でも、ツボの周辺を温かくなるまでさすってからにしましょう。
肩井(けんせい)
まず肩をさすって温めてから、指3本で強めに押し、ひと呼吸おいてから力を抜くことを10回ほど繰り返してください。
また、ツボを押しながら首をゆっくりと左右に傾けて、筋を伸ばすツボストレッチもおすすめです。
<参考文献>
『ダイソーみんなのツボ気功シリーズNo.1』 監修:王廷娟(オウ テイケン)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。