二日酔いの頭痛には、で使うツボ
こんにちは、朝霞市にあります整体治療院「たにぐち整体治療院」院長の谷口です。
今回は「二日酔いの頭痛には、で使うツボ」をご紹介したいと思います。
腎(じん)
耳穴の上にあるツボです。
二日酔いの頭痛にふさわしいツボで、頭痛、神経衰弱、脱力感を筆頭に、記憶力減退、聴力減退、神経性耳漏症、円形脱毛症、大脳発育不全、泌尿器、生殖器の発育不全と性機能障害全般、産婦人科関連全般、眼下疾患全般、歯の炎症と弛緩、骨折癒着不良、耳鳴り、貧血、白血病、むくみ、慢性咽頭炎、下痢など、あらゆる不調に良いとされています。
太衝(たいしょう)
足の親指の骨と次指の付け根にあるツボで、健康な人でも押すと痛みが走ります。
中国では慢性肝炎にも良いとされているほどで、肝機能の低下を回復するためには不可欠のツボです。
ツボは左右の足の甲にありますが、押しやすい方で結構です。
築賓(ちくひん)
足の内くるぶしより上方(5寸)約15センチで、アキレス腱の前縁にあるツボです。
腎臓、肝臓を巡る経路上にある「築賓」を刺激することで、アルコールの分解で大忙しの腎臓と肝臓が活性化するといわれています。
二日酔いといわず、「太衝」と共に毎日刺激を続けることで、休み無く働いている肝臓と腎臓にエールを送りましょう。
二日酔いの頭痛には、で使うツボの動作説明
始めに「腎」(じん)
耳穴の上部にある軟骨のすぐ上です。
安心して落ちつける言葉を心で唱えながら刺激することがポイントです。
息を吐きながら親指の腹か爪の先で、気持ちよい程度の強さで10数回押します。
太衝(たいしょう)
膝の上に足を乗せると押しやすくなります。
少し押すだけでかなり痛いので無理をすることはありません。
市販のお灸もよいですが、優しく軽く20回ほど押すだけでも結構です。
呼吸と合わせることはありません。終わったらツボの周辺をさすります。
築賓(ちくひん)
膝の上に足を乗せると足の背面が押しやすくなります。
少し押すだけでかなり痛いので無理をすることはありません。
市販のお灸も良いですが、優しく軽く20回ほど押すだけでも結構です。
呼吸と合わせることはありません。終わったらツボの周辺をさすります。
[ご注意]
単なる二日酔いの限度を超えた症状や急性アルコール中毒の場合は、早急に医師の診察をお受け下さい。
<参考文献>
『ダイソーみんなのツボ気功シリーズNo.1』 監修:王廷娟(オウ テイケン)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。