背中が痛むときで、使うツボ
こんにちは、朝霞市にあります整体治療院「たにぐち整体治療院」院長の谷口です。
今回は「背中が痛むときで、使うツボ」をご紹介したいと思います。
天宗(てんそう)
肩甲骨を探ると腕の付け根寄りの所で少し窪んでいるように感じる部分がありますが、そこがツボです。
腕、肘、肩はもちろん、背中のこりや痛みをおさめるツボとして大変良く使われます。
膏盲(こうこう)
自分では手が届かない人が多いでしょう。
肩甲骨を探ると背骨よりの際で少し出っ張っているように感じる部分がありますが、これが「膏盲」です。
中国では難病を意味する漢字で、昔から不治の病に使うツボといわれています。
手三里(てさんり)
腕にある「手三里」は、背中の痛みや肩こりはもちろん、腰痛や首筋の痛みとこりなど「腰から上の不快なこりや痛みすべて」に良いとされています。
人前でも押せる便利なツボなので、会社内や出先で何かと重宝しますから是非覚えましょう。
背中が痛むとき、で使うツボの動作説明
天宗(てんそう)
一人で押すのはほとんど不可能なので、うつ伏せに寝て押してもらいます。
左右のツボを同時に押しますが、押す方は体重をかけないように注意し、良くなるようにとイメージしてください。
息を吐くのに合わせてやや強めに押し、吸うときに力を抜くのを3回おこないます。
膏盲(こうこう)
「天宗」同様にパートナーに押してもらいます。要領も回数も同じで結構です。
終わったら肩甲骨全体を温かくなるまで優しくさすります。
一人のときは、布団にゴルフボールなどを置いて毛布を掛け、その上に体を横たえツボ位置を合わせるという方法もあります。
手三里(てさんり)
ツボを親指の腹で押し、ゆっくりめの呼吸に合わせて押すとき吐いて吸うときには力を抜きます。
親指だけでは力を入れづらいときは指3本で押しても結構です。
一度に5~6回押すようにし、時間を見つけて1日数回おこなうのをくせにしてください。
【ご注意】
突然背中が痛み出したり、痛い部分が移動するなどの場合、心臓や肝臓の内蔵疾患が絡んでいる恐れもあります。
そのような場合は、必ず医師の診断を受けてください。
<参考文献>
『ダイソーみんなのツボ気功シリーズNo.1』 監修:王廷娟(オウ テイケン)