一瞬の忍耐

いっとき、気の向くままに浮気をすると、生涯の持病になったり、場合によっては即座に生命の危険が降りかかることもあります。

一生を棒に振るような大きな不幸は、一瞬の忍耐ができなかったことで起こるのです。

と、書かれていました。

 

今、「体温を上げる」ということに注目が集まっていますよね。

体温が1℃下がると、代謝が約12%、免疫力は30%以上落ちるそうです。

怖いですね。
人が生まれてくるときは「赤ちゃん」と言います。

この「赤ちゃん」の時が体温が一番高くて、歳をとって老人になると体温が低くなり「白ちゃん」になっていきます。

そして、体温の一番低い時が「死人」というわけです。
体温が下がると代謝が落ちる。

すると体内の糖や脂肪が十分に燃焼されず、高血糖や高脂血症を招きます。

高脂血症で脂肪が血管の内壁に沈着して動脈硬化を起こし、血管が狭くなると、血圧も上昇します。

また脂肪が内臓や皮下に沈着すると「内臓脂肪症候群」や「肥満」にもなります。

数年前から「メタボ対策」と言われ始めましたが、メタボは、一般に「内臓脂肪症候群」と訳されていますが、それは意訳で、本来は[ metabolism=代謝 ]の意味だから、「代謝(以上または低下)症候群」と訳すのが正しいようです。

つまりメタボは「低体温症候群」と言い換えてもよさそうです。
現在、「ダイエット」を試みている方は、自分自身の体温を、一度測ってみてください。

低体温のままで「ダイエット」をやっていませんか?

<参考文献>

『養生訓』 貝原益軒著

『お腹を温めれば病気にならない』 石原結實著

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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